Otto Link STM 8☆です。現行の当たりのマウスピースですが、全くの別物に調整されています。コンディションのよいヴインテージトーンマスターに似せて、内部のサイドウォールやチェンバーを広くしてあります。また、最終的には有名なリフェーサーにフェイシングやレールなどを整えてもらいました。バイトプレートなどには傷はありません。現行のOtto Linkのマウスピースと比べ、息も良く入り、渋くダークなサブトーンも容易に出すことが可能です。音色も艶やかでフラジオまで吹きやすいです。ヴインテージモデルとも全くちがう傾向です。セオワニは全てのモデルを所有して研究をしました。Ambika程ダークでもなく、Gaiaなどよりはかなりダークです。Dexというモデルにサウンドとしては近いとおもいます。Otto Linkですが、セオワニに負けないパワーもあります。本物のヴインテージだと20万ぐらいしますし、開きの広い物が少ないです。そのため、現代(割りと古いですが)のOtto Linkで再現するため、物凄く時間をかけて少しづつ加工と調整をし、リフェイスを行ったというものになります。結果的にヴインテージを凌ぐレベルのマウスピースが出来ました。所有していた、フロリダやバビットよりもバランスが良く、トーンマスター的でパワフルなサウンドです。ハリウッドデュコフのようなハスキーさもあります。他のプロのプレイヤーからも、絶賛して頂きました。開きは8番~8☆ぐらいです。アーリーバビット期のリガチャーと金属キャップをお付けします。私自身が現在9番を使用しているため、また、ハイバッフルが好みになった事もあり、出品する事にしました。テナーサックスで、本当にOtto Linkらしいダークで艶のあるサウンドをお求めの方に是非とも使って頂きたい自信作です。宜しくお願い致します。